給排水衛生設備工事とは
給排水衛生設備工事
給排水設備工事の種類
◆屋内配管工事
…水道メーターから敷地内の水回りの設備に配管を接続する工事。
◆修繕工事
…給水管・止水栓・水栓などの給水装置を修繕する工事。
◆屋内排水工事
…建物の中から外に排水するための配管を設置する工事。
給排水設備の種類
◆給水設備
給水管:道路の下に張り巡らされた上水道管。これらから給水管を通して建物内に水を引き込みます。
給水ポンプ:建物内への給水が滞った場合、給水ポンプで圧力をかけて水を通します。
給水ポンプには加圧ポンプや増圧ポンプ、揚水ポンプという3つから、建物に適しているポンプを設置します。
給湯設備:お風呂・キッチン・洗面所などでお湯を使う際に使用する設備。給湯専用ボイラーを設置するケースが多いですが、湯沸かし器や循環ポンプなどの種類があります。
◆排水設備
排水管:生活活動によって出る排水や汚水を下水道に排出する配管。排水管には3つの種類があり、雑排水管と雨水排水管、汚水排水管それぞれに流す排水が異なります。
排水槽:集合住宅やビルなど、排水して下水道に排出するのが難しい建物では、排水槽を設置します。生活排水と汚水は、それぞれの排水槽に溜めてから排水ポンプを使って定期的に送り出します。
浄化槽:微生物の働きによって生活雑排水や汚水を浄化してから、公共下水道以外に排出するための設備。浄化槽を利用することで川や海を汚すリスクが軽減できる反面コストが高いので、設置は限定的となっています。